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さがみはら中央区 コラム

公開日:2024.01.18

今月はこの逸品!考古市宝展
【6】古代中国・唐の雲龍文八花鏡(うんりゅうもんはっかきょう)(期間 1/4〜1/30)

  • 出土地:田名半在家遺跡時代:奈良時代

このコーナーでは、旧石器ハテナ館で行われる展示を不定期に紹介します。

 今年の干支「辰」にちなんだ、中国・唐時代の雲龍文鏡の破片です。ぱっと見では龍とわかりませんが、全国的にも大変希少な資料です。8世紀のものとされており、元の大きさは復元推定で径26.4cmで、龍の尾っぽと霊芝雲の文様が確認できます。出土は平安時代の竪穴住居跡から。破片でも霊力をもつと信じられ、仏教伝来とともに持ち込まれたと考えられます。(学芸員:中川真人さん)

考古市宝展って?

相模原市では発掘調査が行われ、考古資料も数多く出土しています。

その中から「これぞ!」という至宝の逸品を展示する企画です。

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