公益社団法人相模原青年会議所(JC)の第60代理事長に1月1日付で就任した 八木 貴弘さん 小山在住 39歳
挑戦し夢を描けるまちに
○…「地域と共に生み出してきた輝きを未来に結ぶ一年に」。創立60周年の節目に、200人近いメンバーの先頭に立ってまちづくりに臨む。人口減少が始まり「若者が未来に希望を持てない」時代、相模原の可能性を握るのは『人の力』と考える。「人口8万人から70年で72万人の大都市に発展したのは、新しいものを生み出そうと挑戦してきた先人たちの力。これからも誰もが新しいことに挑戦し夢を描ける環境をつくりたい」
○…「まずやってみる」。幼少期は体が弱く内にこもりがちだったが、両親がありのままを受け入れ見守ってくれたことで何でも「やってみよう」と思えるようになった。成人して仕事と家庭の忙しさにそんな気持ちを忘れかけていた頃、JCに出合った。「人のあたたかさに触れ、勇気を持って挑戦する大切さを思い出した」。地域での繋がりを求めて入会したが、そこで得た仲間と経験が自分を成長させた。
○…旧津久井町の緑区中野出身。大学在学中に投資詐欺の被害を目の当たりにした経験から、大切な財産や人を守りたいと司法書士を志した。地道に経験を積み、30歳で独立開業。「困った時に頼ってもらえる唯一無二の存在になりたい」と専門外の分野も積極的に学ぶ行動派で、バックパッカーの経験やJCで農業に挑戦したことも。「好奇心が強いと妻からよく言われます」と微笑む。
○…青少年の居場所創りと相模原の強みを生かしたまちづくりを軸に、「全市民が当事者としてまちづくりに参画したくなる事業を展開したい」と展望を描く。「我々ががむしゃらに挑戦することで、地域の方にも一歩踏み出す勇気を届けたい」。唯一無二の第60代理事長として、新たな挑戦が始まる。
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