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さがみはら南区 社会

公開日:2024.12.26

防災備蓄品を地域へ
相模女子大学 8000食を寄贈

  • 贈呈式の様子=学校法人相模女子大学提供。 同大学中島和彦学園事務部長と相模原市社会福祉協議会の小林輝明常務理事

 学校法人相模女子大学(相模原市南区)は12月19日、賞味期限が近づいた防災備蓄食品8000食を相模原市社会福祉協議会に寄贈した。寄贈された食品は、地域の子ども食堂や無料学習支援団体、ホームレス支援団体など約50団体に配布される予定だ。

 同大学では、学生や教職員向けに備蓄している防災食品を定期的に入れ替え、その際に食品ロス削減と地域貢献を目的として寄贈を行っている。2023年度から開始されたこの取り組みは今回で5回目となり、累計で2万7800食が地域に提供されている。今回寄贈された食品は、ミルクパン、トマトリゾット、五目ごはん、ハンバーグ煮込みが各2000食、計8000食。

 なお、防災備蓄食品の選定は「大船渡復興支援ボランティア委員会」の学生が担当し、地域貢献と防災意識向上を目指した活動の一環として行われる。

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