城山文化協会の会長を務める 進藤 喜養さん 町屋在住 81歳
城山の文化発展に寄与したい
○…城山地域で文化活動を行う10数団体、約200人が加盟する城山文化協会の会長を務める。所属団体は、10月のもみじまつりや11月の文化祭に参加する他、協会主催の事業として毎年、さつきまつりと研修会を実施。「昨年4月に、城山住民念願の文化施設もみじホール城山が完成してからは、便利になり様々な団体が利用させて頂いています。6月2日にはさつきまつりもあります。鉄棒を使い華やかな演技が人気の銭太鼓なども予定されているので、ぜひ起こし下さい」と呼びかける。
○…協会の歴史は古く約50年。自身も会長についてから約4半世紀経ち、「他の役員、会員の方々の助けがあってここまでこられました」と謙遜する。しかし、合併を機に、市から協会への補助金が減額され、加盟団体も旧城山町時代と比べ、半数近くに減っているという。現在の課題は、加盟団体の増加と協会の組織強化。「津久井・相模湖・藤野等、他地域の文化協会との交流を深め、共同でイベントを開催するなど、城山の文化活動を盛り上げていきたい」と力強い。
○…趣味の民謡歴は50年以上の筋金入り。全日本民謡協会副理事長、津久井民謡連合会理事長などの肩書きを持ち、各種大会の開催を支えるなど、民謡の普及にも積極的に努める。「民謡を通じてこれまで、多くの方々と知り合うことができました。私の所属する”好謡会”は、約20人で楽しく活動していますので、興味がありましたら参加してみて下さい」
○…定年までは建設業に従事。城山へは1984年に、都内から引っ越してきて、すぐにその温かい土地柄が好きになり、地域の様々な活動に積極的に参加してきた。「城山は緑豊かな素晴らしい地域ですが、高齢化の影響もあり、文化的交流は年々先細りになっています。地域のために出来ることがあれば、何でも行っていきたい」と力強く話してくれた。