町田市立小山小学校(篠田康昌校長)で2月23日に”ふれあい”をテーマにした2つの事業が行われた。
小学2年生が体感したのはモンゴルの伝統楽器、馬頭琴。授業でモンゴル民話「スーホの白い馬」を学ぶ児童たちがそこに登場する楽器の音色を実際に体感する機会を得た。市内在住の日本人馬頭琴奏者NAGISAさんがモンゴルから東京公演のため来日したオリゴさん(モンゴル近代サーカス劇場エンジェルス監督、モンゴル文化功労アーチスト)をゲストに、5クラス約170人の前で演奏=写真上。「走るラクダ」やクラシック、ジブリの曲などを奏で、児童たちは草原のチェロと呼ばれるその美しい響きに聞き入った。演奏後にはオリゴさんがサーカスの芸を披露し、会場を大いに盛り上げた。
また同日、同校では小中連携事業の一環として「リトルティーチャー派遣事業」が実施された。小山中学校(井手伊澄校長)の3年生が派遣され、先生の手伝いや授業のサポートをした。小学生には「理想の中学生像」を持ってもらい、中学生にとっては地域の後輩たちを育成する自覚と責任を養う機会とすることが目的。中学生らは名前を呼んで出席を取ったり、読み聞かせやテストの丸付けをしたりと活躍。女子生徒の一人は「児童たちがかわいい」と笑顔で話した。
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