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ものづくりの叡智を結集闇を切り裂く一線の光
―(株)ジャパンセルはどのような会社ですか
「精密光学ガラス加工、精密ガラス部品の製造や販売が主な仕事です。検査用の照明などに使われる『フライアイ(蝿の目)』レンズ加工の国内シェアはトップ級です。一般の目には触れられない、カメラやTⅤ工場などに納められる機械の中に納められているガラスです」
―齋藤さんはどのような仕事をされていますか
「東日本大震災をきっかけに、自社でハンディタイプのサーチライト『ALPHA-1』を開発しました。今はその製造、販売に携わり、国内や海外にプレゼンして回る毎日です。震災時、使える投光器がありませんでした。工事現場用のものは重くて、海・山に持っていけない、と。これは携帯型で主に災害救助用。4kgの重さでバッテリー内臓式です。LED搭載で防水、防塵。過酷な場所で使えるようにしています。月明かり並みの明るさを出せて、1・5Km先の光で新聞が読めますよ」
―すごいものをつくりましたね
「3年くらいかけて製品化しました。我々はみんなで一つのものを作り上げるところが長けていると自負しています。樹脂、板金、電機、ガラス…町田・相模原の技術を結集しています。『アルファ』も『1』も『一番』ということ。その思いが込められています」
―どういう場面で活用されていますか
「国内では警察や消防、自衛隊に採用されています。海外にも進出しており、特にアジア圏に受けています。防水と強力なライトを求めて、海賊対策に使われるようです。先日インドネシアの展示会で、タンクに装着されて披露されたのですが、まるで子どもの運動会を見る思いで見てしまいましたね。遠い地で頑張ってるな、と」
―醍醐味ですね
「命を守るものなので、間違ったものは作れません。今、会社には若い子が増えているのですが、もっと外に出て、自分の製品がどのような使い方をされているかを見て、知って、それを更なるものづくりに活かしてもらいたいですね」
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