「らぶふぁみ」は、町田のママが作るファミリーのための応援マガジン。2017年9月に有志で創刊。地域活性につながるよう、さまざまな活動を行う。そんな「らぶふぁみ」の事務局で中町在住の西行恵さん(38)が町田に引っ越してきたのは長男の琉和(りゅうと)くん(8)が生後3カ月のとき。「当時はすこし不便だなと感じていました」。しかし街の景色はどんどん変わっていった。「特にこの2〜3年で急に子育て世代向けになったと感じます。子どもセンターまあちやJR町田駅に授乳室もでき、ママさん主導のイベントも増えたように思います」と話した。
アクセスがしやすく、高齢者も暮らしやすい街。福祉に手厚い街はここ数年で出来上がりつつある。「先輩ママ達が頑張ってくれたんだと思います。みんながちょっとずつ声を掛け合うことで実現できていった感じ。フルタイムでもパートタイムでも働きやすくなった。下の世代も、それを引き継いでいきたいですね」
いま、将来に望むものは何だろうか。「この子達にはやっぱり優しい子に育ってほしい。人の心が分かるような。自然や公園でのびのび過ごして、危ないところのない街になっているといいなと思います」とほほ笑んだ。
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