町田版 掲載号:2019年10月10日号 エリアトップへ

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掲載号:2019年10月10日号

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カラスウリの花や様々な形の葉、つる(写真上)、カラスウリの種(下)
カラスウリの花や様々な形の葉、つる(写真上)、カラスウリの種(下)

カラスウリ

 ここ数年、夕食後に必ず夕涼みに庭へ行く。目的は毎晩咲いてくれるたくさんのカラスウリの花を観賞するため。数年前に川崎の寺家で完熟した赤い実を見つけて持ち帰り、黄色いドロドロした果肉から種を採り出してまいた。種は打ち出の小づちに似ているから財布に入れておくとお金が貯まる縁起物にもなるというが、現代人である私の印象としては焦げたクロワッサンだった。

 今年のカラスウリは勢いがよく、夏場にうっそうとする私の庭(やぶ?)のカナメモチの生垣からサルスベリ、キンカン、スモモ、ヒメシャラへと絡んでいき、クズのような大きな葉で覆うような勢い。驚いたことに、葉の形は同じ株でばらばら。葉の形に関してはかなり大ざっぱだ。白いレース状の花は一輪一夜限りだが、毎晩20〜30の花を咲かせている。あいにく雄株しかないため実はならないが、長いくちばしをもつスズメガ科のガが吸蜜に訪れている。ハチドリのように羽ばたきながらホバリングして花から花へと移るため、速すぎていまだ撮影できていない。スズメガ科のガたちは行動範囲が広く、蜜を吸う時にまんまと鼻先に付けられた花粉をどこか遠くの雌株へと運んでくれるのだろう。

 近年強引な急成長を遂げている某国。米国と貿易摩擦、いやあれはけんかというのではないかと思うが、実はその裏ではしたたかに触手を伸ばしていた。アフリカ諸国に対する貸付、そして債務不履行によって土地の没収。我が国にもずいぶん某国民の土地が増えているらしい。先回りして対策を講じないと日本のような小国は危うい。

 カラスウリの雄株に新発見。外側から花を楽しんで浮かれていたら、内側のヒメシャラやサルスベリの下に何やらひものようなつるがたくさん垂れ下っていた。まるで、お釈迦様が地獄へ降ろした蜘蛛の糸のように。あの立派なつるになったカラスウリのものとは思えなかったが、引っ張ってみたら確かに繋がっている。その垂れ下ったつるの先は地面。なんと地面に着地したつるの先っぽが根付いてた。驚愕。雄株は実をつけなくてもつるでクローンを増やすことが判明。これ以上増えたら本当のやぶになる。かわいそうだが駆除だ。垂れ下るつるを見つけては地面に届く前にカットする日々。こいつはこれでいいけど、あの国のしたたかな拡大はもはや防げないのでは。

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