町田・デザイン専門学校(井上博行理事長)ではこれまで、通信教育の中でオンデマンド授業や同時配信授業などの遠隔授業を取り入れてきた。
このコロナ禍ではそのノウハウを活かすとともに、遠隔授業の更なる「質の担保・向上」を求めて、9月17日に教職員研修会を行った=写真。
建築、ビジュアル、コミックの各学部の代表が遠隔授業のデモを行い、教職員が実際に授業を体験。遠隔授業での工夫や講義・実習などの科目ごとの取組み、学生への配慮などについて意見交換した。直接指導の減少による作品レベルへの影響や遠隔配信の送受信トラブルなどの問題点が挙げられ、サポート人員の確保やwifi環境の安定を図る改善点などが話し合われた。
休校が明けた5月から、クラウドキャンパスによる映像授業配信とZOOMによる遠隔授業、週3日以内での分散登校を行っている建築学部の担任教諭は「授業方法の工夫などにより、特に学生からの不満の声は上がっていない。新入生の友人作りにグループ学習などで自然と関係が構築されているようだ」と発表した。
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