ICT(情報通人技術)モデル校に2017年からなっている堺中学校では、休校中も授業や学活の動画を配信するなどオンライン学習に取り組んできた。同校の大石龍校長は「コロナ禍によりオンラインなど今後の教育の在り方が見えてきた」と話す。
主幹教諭の高橋麻也子先生とともに9月9日に多摩永山情報教育センターで行われたオンライン学習のための指導者講習会に出席し、授業実践の事例を紹介。オンラインにより休校中に新しい単元に入ることができ、休校明けの授業にスムーズに入る事ができたことや、動画が何度でも見られるという利点を生かし、授業で分からなくなった時にまた見たいと考えた生徒がいた等の成果を発表した。
生徒へのアンケート調査では「動画があって良かった」という意見が大半を占めたものの、今後も動画の授業を続けたいかどうかの質問には、そう思わないという意見が過半数を超えた。同校ではこの結果を、「登校して授業を受けたいという表れでもあるようだ」と分析している。
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