町田サレジオ幼稚園(松永伸子園長)の年長生約30人が9月30日、同園から車で10分の場所にあるコメ農家の大塚正雄さん(77)の水田(八王子市鑓水)で課外授業を行った。
今の場所で1975年から農業を始めた大塚さんは「百のことを覚えるから『百姓』。自然が相手なので植えれば必ずコメが取れるわけでない。色々やらなきゃならなくて大変」と笑いを交えて説明。田植え、草むしり、毎日の水の管理、稲刈りなどのコメ作りの行程や「今目の前にある稲は5月末に植えたもの。ご飯になるまでにはあと一カ月ほどかかるんだよ」と話すと、園児らからは驚きの声が挙がっていた。稲穂をつまんだ園児らは、そこにコメになる一粒一粒が入っていることを発見。「お米になるまでがこんなに大変ならご飯を残しちゃダメだね」と話す園児もいた。
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