玉川大学芸術学部が町田東急ツインズと産学連携活動の一環で学生4人によるオンライン参加型の作品展「OUR HOPE―町田の空を羽ばたく―」を開いている。会場は町田東急ツインズ5階クリスタルブリッジで10月18日(日)まで。
コロナ禍で多くのイベントが自粛される中、「町田を元気にしたい」という両者の思いから実現したプロジェクト。内容はすべて学生たちが企画し、縦1・8m×横5・4mの青空が広がる大きな写真パネルに生き生きと飛立つ鳥たちの姿が描かれている。
一般も参加
パソコンの画面を通したオンラインのワークショップでは、参加者たちが学生と会話しながら鳥の塗り絵をし、完成した作品をパネルに自由に貼り付けた。芸術学部メディア・デザイン学科4年の金井由紀さんは「今までとは違う生活様式を考える中で新しいスタイルの芸術活動に取組みました。このプロジェクトが多くの人たちを笑顔にすることができたら嬉しい」と話した。買い物途中に立ち寄ったという親子は彩り豊かな塗り絵を完成させて「自分が好きな色でどこにもいない鳥を作りました。学生さんと話しながら子どもたちも楽しんでいました」と感想を述べた。
芸術学部の藤枝由美子教授は「対面授業ができない状況で、20回を超える打ち合わせもすべてオンラインで行いました。互いに面識のない学生もいましたが、ときにぶつかりながらもコミュニケーションを取り、開催にこぎつけることができてよかった」と結んだ。
オンラインワークショップは最終日の18日にも行われる。
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