町田市１００人カイギ
ゲスト100組達成、解散へ

運営スタッフを務めた４人（中央）と最終回の出演者ら
配信でＭＣを務める橋本さん（左）

　２０２１年８月から市内でスタートした「町田市１００人カイギ」が６月24日、20回目のオンライン開催を迎え”ゲスト１００組”を達成。当初の予定通り解散となった。

　最終回は『今後の活動を応援したい人』をテーマに招いた５人と１組が登壇。ＭＣの橋本空さん（24）からの質問を受けながら自身の活動を視聴者にそれぞれ紹介した。終わりに、運営代表として北村友宏さん（46）があいさつ。「町であいさつする人が増えたり、紹介されたイベントに参加してみたりという行動につながった人も多い。配信だけがカイギじゃないねと言い続けて、本当にそうなった。これからも勝手に続いていくと思います。新しいことも企画したいので、待っていて下さい」と話し幕を閉じた。

４人で企画運営

　同カイギは、身近な人同士のゆるやかなつながりづくりが目的で、毎回地域で活動をしている５人をゲストに招き話を聞くことで交流するコミュニティ活動。登壇者の総数が１００人に達した時点で解散するもので、２０１６年の東京都港区を皮切りに、全国各地で開催されている。

　町田市では、コロナ下で地域の繋がりが薄れていることに危機感を抱いた北村さんが中心となりスタート。ＭＣを務めた橋本さんのほか、配信などの裏方スタッフとして宮沢一史さん（48）と中島さえさん（24）の４人が中心となり、オンラインで開催を続けてきた。視聴者は平均30〜40人だったという。

バランス重視

　ゲスト選定で重視したのはバランス感。若者、大人、先輩と世代を分け、活動内容もレジェンド、スター、ルーキー、アンノウンと定義し、４つの段階を意識した。「人脈が限定されないよう、幅広いジャンルの方々に出ていただけるように心がけました」と北村さん。

　ＭＣを務めた橋本さんは「１００回聞いても飽きない内容だった。もっと達成感があるかと予想していたが、まだまだ話を聞きたい人が町田には沢山いることに気付いた」と最終回を迎えた手応えを話した。