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町田 文化

公開日:2023.12.21

宮司の徒然 特別編町田天満宮 宮司 池田泉

  • 旧社殿向拝(右)と、彫られている龍(上)

    旧社殿向拝(右)と、彫られている龍(上)

辰年

 思い起こせば、令和2年の節分祭で年男年女が威勢よく豆まきをしていた頃、中国武漢で何やら怪しい伝染病が発生していると報じられていました。まさか3年余りの間、生活全般に自制を求められるような事態に陥るとは思いも及びませんでした。そしてようやくコロナ禍が収まり、辰年の新年がやってきます。龍(辰)の起源は仏教の守り神です。大陸から日本に渡り、日本の寺社仏閣でも、守り神の象徴として建物に龍が彫り込まれています。ところが、西洋の龍(ドラゴン)は守り神どころか、災いをもたらす悪者として扱われています。ただし、日本では天候を司る龍神信仰があり、西洋のドラゴンも稲妻に見立てられたりと、天候に関わる強大な力を持って恐れられる対象であることは共通のようです。

 町田天満宮でも本殿御扉の大鏡の台座や、旧社殿向拝には龍が彫り込まれて、社殿を守っています。コロナ禍のマスク生活のせいでしょうか、インフルエンザに対する抵抗力が落ちているようです。もうすぐやってくる守り神の辰にあやかって、心身ともに健康な年を迎えましょう。

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