町田 人物風土記
公開日:2026.07.02
今春、町田市私立幼稚園協会の会長に就任した 小山 貴好さん 常磐町在勤 69歳
全ての子どものために
○…6年前に会長職を降りるも再登板。前回会長時は市に働きかけて子どもセンターの設置を実現させた。今回も「公園への子ども用トイレや蛇口の設置などを求めていきたい」と意欲的だ。本業では学校法人常盤学園の理事長として複数の幼稚園、保育園、こども園などを運営。「親の就労や発達の状況に関わらず、全ての子どもに教育を」が信条だ。
○…父が市内に幼稚園を立ち上げたのは中学3年の時。自身は理数系が好きで玉川大学工学部に進学するも、友人に誘われ何となく入った「児童文学研究会」で幼児教育への関心が湧いた。「高校は体操部で体育教師を目指している同級生もいた。だから『先生もいいな』という気持ちもあったのかも」。卒業後に実家の幼稚園に就職し、そこから約半世紀、子どもと向き合い続けてきた。
○…都認定こども園協会の会長も務めており「会長職になるととても忙しい」と苦笑い。リフレッシュは運営する学童保育で小学生と遊ぶことだ。「体操経験があるので鉄棒を教えることもあるんです」。また、共に遊ぶことで現在市内にある子どもに関する課題に気付くこともあり「公園の利便性向上など、市に提言を行う時のヒントになる」という。
○…保育園を運営したことで幼稚園との違いに気付いた。「保育園は預かることが主目的、一方幼稚園は幼児教育に力を入れているケースが多い。では、親が働いている子は幼児教育を受けられないのか」。そこで保護者の就労状況に関わらず受け入れられる認定こども園の普及に取り組んできた。市内には現在14園。「預かる施設が多機能化することで、いろいろな子が通える状態にしたい」。市内全ての子どもに目を向けた活動を行っていく。
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