町田 人物風土記
公開日:2026.06.04
玉川学園コスプレdeゴミ拾いを主催している 石原 文男さん 玉川学園在住 61歳
良いものは広めたい
○…海を綺麗にしたい。そのためには陸を綺麗に――。玉川学園でのゴミ拾いを開始して2年半。毎月地道な活動を続けている。コスプレを導入したのはコロナ禍以降の街に「活気が乏しい」と感じたから。「社会貢献は運も拾えそう」と茶化し気味に語るが「地域を盛り上げたい」との気持ちは確かだ。
○…静岡県の出身。現在の本業は海老名でのヨガスタジオの経営だが、音楽が好きで長くFMヨコハマで働いた。「入社当時のFMヨコハマは洋楽を中心に流しており、かっこいいイメージだった」と振り返る。番組編成などが主な仕事だったが、その他に同局の活動として携わったのが藤沢や横浜での海の清掃だった。「仕事でしかやらないのは良くないのでは」と感じたことが、現在の清掃活動につながる。
○…50歳に差し掛かる頃、急に思い立ち学生時代以来のギター演奏活動を始めた。ジャンルはボサノバ。「出身地の清水はサッカーが盛ん。南米のリズムが染みついていたのかも」と熱中しレコーディングをして楽曲配信も行っている。ヨガもボサノバも40代からの趣味が高じたもの。「良いものを見つけたらそれを広めたい」。自分が楽しむだけでなく、その良さを人に伝えていくことが自身の役割と考えている。
○…ラジオ局時代、共に仕事をしたのが「千の風になって」の訳詞作曲で知られる新井満さん。「死について深く考える人だった」といい、自身も影響を受けてか「死」や「次の世代」を考えるようになった。良い環境、ヨガ、音楽などを次世代に残すことが活動の根源にある。「今後は仕事で関わった江ノ島や海老名、そして玉川学園の街づくりにも参加して良くしていきたい」と前を向く。
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