都政報告 高齢ドライバーに「急発進」防止装置を 都民ファーストの会 東京都議団 滝田やすひこ
4月に豊島区で高齢ドライバーによる悲しい事故が起こり、大きなニュースとなりました。
そこで東京都議会で4割の議席を持つ最大会派として私たち都民ファーストの会東京都議団は小池百合子都知事に緊急対策の要望書を提出。「高齢ドライバーによる事故の防止策」「免許を返納した高齢者の”移動の足”を確保する」取り組みを早期に制度化することを要求しました。今回実現したのが、高齢ドライバーの皆さまが自己負担1割(数千円〜1万円程度)で急発進防止の安全装置を自家用車に取り付けられる制度です。
対象は都内に住む70歳以上の方。費用の9割を東京都が負担し、制度は来年3月末まで補助を受けることが可能となります。
ご自分の身を守ると共に、ご家族や子どもたちを守る制度と考え、導入をご検討頂ければと思います。
一方で、免許返納者の”移動の足”を確保するための動きも進んでいます。
その一つが、一人乗りのコンパクトな移動手段「パーソナルモビリティ」の調査で、現在多摩ニュータウンなど起伏の大きい地域で実証実験を行っているところです。また6月には、下柚木・鑓水地区の都営住宅において移動販売車のサービスを開始しました。
人生100年時代に、いきいきと暮らせることの基盤は「移動ができること」。新たな発想も取り入れて、取り組みを進めて参ります。
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