率は43%
10月31日に投開票された衆議院選挙において、18歳と19歳の投票率が全国で43・01%と発表された(速報値)。
衆議院選挙は前回2017年の選挙から、選挙に参加できる年齢が「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げられた。今回はじめて国政選挙に1票を投じた市内の若者に話を聞いた。
社会への発言
「確かに僕のたった1票で日本を動かせるとは思ってはいませんが、これからの社会へ発言するには、投票することが大切だと思い、選挙に行きました」。市内在住の男子大学生(19)はそう話す。「今の政治に文句を言うには、まず選挙に参加していることが条件的なものであり、選挙に参加してないのにこれではダメだ、こうでないといけないと言うのはずるいと内心感じています」とのこと。また「『誰に受かってほしい』『こんな社会になってほしい』という思いを叶えるために選挙に参加したというよりは、自分の意見をはっきり主張しやすくするために行きました」と思いを話した。
1票で変わるかも
「1票で未来の政治が変わるかもしれないと思うと不思議な気分でした」。市内在住の女性(18)は初めての国政選挙にのぞんだ際の心境について話した。一方結果については「いつもと変わらない」と思い、今回を機に「政治についての知識を増やした方がいい」と感じたそう。およそ43%という「若者」の投票率については「思ったより多いかな」という実感だ。
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