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八王子 スポーツ

公開日:2026.07.16

高校陸上 市内2校 南関東で頂点に 4種目 インターハイへ

  • 左から山口さん、小松さん、栗原さん、砂川さん

    左から山口さん、小松さん、栗原さん、砂川さん

  • 砲丸投げの原さん

    砲丸投げの原さん

  • 走り幅跳びの近藤さん

    走り幅跳びの近藤さん

 全国高等学校総合体育大会(インターハイ)へつながる「関東高等学校陸上競技大会」の南関東地区予選会が6月12日から15日まで茨城県で開催され、明治大学付属八王子高等学校の山口耕達さん(3年)、小松駿斗さん(同)、栗原晋作さん(同)、砂川響介さん(同)が男子4×400mリレーで優勝した。砂川さんは男子400mでも頂点に立ち2冠を達成。また、八王子学園八王子高等学校の原裕斗さん(2年)が男子砲丸投げで、近藤花奏さん(同)が女子走り幅跳びでそれぞれ優勝し、トップ通過でインターハイへの切符をつかんだ。

明八から2種目

 4×400mリレー(マイルリレー)は4人の走者がそれぞれ400mトラックを1周ずつ走り、バトンをつなぐ。同大会には24チームが予選出場し、8チームが決勝へ。上位6チームがインターハイへ進める中、明八は息の合ったバトンパスで他校を圧倒し、3分11秒18という好タイムを記録した。

 予選でアンカー、決勝で3走を務めた栗原さんは「直前の個人400m予選で負けてしまい、いつも通りの気持ちでいられなかったが、予選では前の3人が先頭でバトンをつないでくれたのでいつもの走りができた。決勝では気持ちを切り換えて、走り抜くことができた」と振り返った。当日は他の部員が茨城の会場まで駆けつけており、その声援も大きな後押しとなった。

 予選・決勝ともに2走を走った小松さんは100m・200mを専門としているスプリンター。「400mでも前半からスピードを出せることが自分の強み」と本番でも自信を持って前半から積極的に飛ばした。

 1走の山口さんは、メンバーが辛いことがあったときには必ず心の支えとなってくれる存在だという。「チームの雰囲気が沈んでいると感じたときには自ら声出しをして、全体を盛り上げるようにしている」とチームを鼓舞する役割を担っている。

個人でも制覇

 決勝のアンカーを務めた砂川さんは、個人種目の男子400mでも47秒45を記録し、2位以下を引き離す圧巻の走りで優勝。「コンディションに関係なく、自分のレースプランができているので、それを忠実に守って走り切ることができた」と落ち着きを見せた。

 インターハイのチームの目標は「全国制覇」。強豪が集う中、チームの団結力を武器に挑む。同校の陸上部には特定のキャプテンが存在せず、全員がリーダーのような役割を担い、お互いをリスペクトし合う関係性を築いているのが強みだ。

 苫米地航介顧問は「思っていた以上に強く成長した。目標にしていた全国の舞台でも普段通りに挑み、結果を出してほしい」と期待を寄せた。

八学からも2種目で栄冠

 男子砲丸投げでは、八王子学園の原さんが16m44をマークし、2年生ながら南関東の頂点に立った。「『立ち投げ』を大事して練習を重ねてきた成果が出た」と冷静に振り返る。普段から緊張することがないという原さんは、本番でもいつも通りの投てきができたという。普段は部活動の他にクラブチームにも所属し、週に5日以上の練習に励む。「インターハイでは17mの大台を出して、3位以内に入りたい」と意気込みを語った。

 一方、女子走り幅跳びに出場した近藤さんは、5m97をマーク。トップタイで並ぶ接戦になったが2番目の記録の差で上級生に競り勝ち、1位に輝いた。都大会の1本目で足首を痛め、不安を抱えながらの出場だっただけに、「1位になれて率直にうれしかった」と表情を和ませた。踏み切りで力強く地面を叩いて蹴り出す跳躍が最大の武器。インターハイに向けて、「上位8位に入賞して決勝に進めるように残りの練習に励みたい」と前を見据えた。

 同校陸上部の渡邉大輔顧問は、「2人とも過去の大会での悔しさをバネに、インターハイを楽しんで臨んでほしい」とエールを送った。

 インターハイは7月30日(木)から行われる。

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