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公開日:2026.08.06
被災の八代市へ物資発送 水や米を載せ八王子から
熊本県で7月28日に発生した「令和8年熊本地震」を受け、八王子市は同月31日、支援要請を受けた熊本県八代市へ向けて、水や米などの支援物資を搭載した大型トラックを出発させた。
地震発生後、八王子市は被災した自治体へ支援が可能である旨をメールで一斉送信。その中から支援要請があった八代市へ、市の備蓄品から2リットルのミネラルウォーター1500本、クラッカー5600食、ウェットティッシュ5800個などを送ることを決めた。なかでも個食タイプのアルファ化米4300食の提供は、避難生活を送る現地から寄せられた「パン中心の食事が続いており、お米が食べたい」という切実な声に応えたものだ。
長距離の物資搬送を担ったのは、市と災害時協定を結ぶ一般財団法人東京都トラック協会多摩支部。市の協力要請に対し即座に車両を手配できた背景には、協定を通じて担当課と日頃から築いてきた密接な連携体制があったという。
八代市は、八王子市と同様に「日本遺産」の認定を受ける自治体で、2023年に八王子市内で開催した「日本遺産フェスティバルin桑都・八王子」へ出展した縁がある。八王子市は、10年前の熊本地震の際も物資の提供や職員派遣などを行っていた。
支援物資を搭載したトラックの出発に際し、幼少期に八代市に居住していたという経験も明かした初宿和夫市長は「皆様との連携の賜物で迅速な支援が実現した。同じ日本遺産の仲間として、八王子の温かな気持ちが、被害を受けて大変な思いをしている八代の方々の復旧・復興の背中を押す力になれば」と思いを語った。
支援本部を立ち上げ
市は被災地支援を迅速に行うため、7月31日に市長を本部長とする「被災地支援本部」を設置。同日に行われた第1回本部会議で、地震の概要や被害状況についての情報共有をはじめ、支援物資の提供や義援金募集などの意思決定を行った。今後は現地の状況の変化や要請に応じて、トイレカーやモバイルファーマシー(移動薬局)の派遣、人的支援などを含めた継続的な支援につなげていく方針だ。
また市民からの義援金受付も開始しており、市の施設での受付に加え、8月1日に開催された「八王子花火大会」会場にも募金箱を設置。7日(金)からの「八王子まつり」でも、えきまえテラスなどの「はちやすみ処」に募金箱を設けて協力を呼びかけるなど、市民一体となった支援の輪を広げていく。
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