大和版 掲載号:2012年7月27日号
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つきみ野遺跡群 歴史ロマンで観光振興 大和市と民間団体が連携

文化

月見野遺跡群から出土した石器類=NPO法人旅めぐり証明発行基金会提供
月見野遺跡群から出土した石器類=NPO法人旅めぐり証明発行基金会提供

 大和市と大和市イベント観光協会、中央林間のNPO法人「旅めぐり証明発行基金会」(山川伝三理事長)の三者が連携して、つきみ野地区の「月見野遺跡群」などを活かした観光振興策が始まった。

 三者による取り組みは、文化庁の「文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業」として採択され、約600万円の交付金を受けて展開される。

 観光資源として三者が注目したのは、昭和43年に明治大学のグループが発掘した月見野遺跡群。この遺跡からは当時の国内ではほとんど例がなかった石器が広い範囲から多数出土し、旧石器から縄文時代初期の人々の暮らしを解明する発見として注目された。

 付近には地域の歴史資料などを収蔵展示する「つる舞の里歴史資料館」や江戸時代の商家建築を復元した「下鶴間ふるさと館」もあり、これらの文化施設と遺跡群を絡めた「歴史ロマンの街」としての事業展開に期待が集まる。

 三者が交付金を活用して取り組む事業は、【1】「つる舞の里歴史資料館」「下鶴間ふるさと館」などの文化施設をPRするドラマの制作、【2】電子書籍版解説書「月見野遺跡(上野遺跡)」の多言語製本化、【3】「つる舞の里歴史資料館」ボランティア・ガイド養成-の3事業。

月見野遺跡とは

 月見野遺跡群は、昭和40年代前半につきみ野地区で行われた区画整理にともない発見された。市営つきみ野住宅付近を流れる目黒川流域に18カ所の遺跡が発見され、出土した石器の成分などから、当時のつきみ野一帯には現在の長野県や伊豆半島、箱根、神津島、栃木県などから移住してきた人々が比較的、長期間にわたって生活していたとみられている。

約千点を展示

 つる舞の里歴史資料館で7月28日(土)から、月見野遺跡群の出土品約千点を展示する企画展が始まる。

 この展示には、明治大学博物館の協力で今から45年前につきみ野地区で発掘調査にあたった同大学の研究員らが発掘した出土品や調査資料も特別展示される。観覧無料、午前9時から午後5時。

 問い合わせは同館/【電話】046・278・3633へ。

出演者を募集

 大和市イベント観光協会では、文化財・歴史施設3館のPRドラマに出演する「市民アクター」を募集する。

 募集は【1】サラリーマンを定年退職した男性役1人、【2】高校生以上の女性役1人、【3】小学生以上の男女エキストラ数人-。

 出演希望者は、履歴書に写真と希望した理由を添えて郵送で同協会(〒242-0021大和市中央2-1-1大和駅グリーンぽけっと内)へ。締め切りは8月20日(月)。問い合わせは同協会/【電話】046・260・5799へ。
 

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