10月から12月までを重点期間として大和警察署と大和市が合同で大和駅周辺の歓楽街対策強化に乗り出している。市民団体も協力し防犯パトロールを実施している。県内でもあまりないという県警と市の取り組み。苦情の110番通報が減るなど効果が表れている。
この取り組みは、大和駅周辺歓楽街での風営法、消防法違反等に対する取り締まりに対して大和署から市へ協力の打診があり、市側では生活あんしん課、消防、建築指導課、青少年相談室など7セクションが参加しているもの。11月25日には東京入国管理局も加わり、夜間合同査察を実施。消防用設備、風俗営業店舗の営業状況、外国人の在留資格などを検査した。
また、平日は、市の職員が駅周辺の客引き、スカウト対策で巡回。月1回の定期的な防犯パトロールでは、大和・綾瀬地区防犯指導員連絡会や大和女性防犯会のメンバーなどが繁華街を緑色のジャンバーを身に着けて防犯を呼びかけ、大和署員も同行している。
通報約15%減
同署大和駅前交番管内の手集計によると、10月、11月の110番通報は216件で、昨年同期の255件に対して39件減少。喧嘩やトラブル、駐車苦情の通報件数が減っているという。
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