東京オリンピックの「1年程度の延期」が発表され、市内でも対応に追われる姿があった。=3月25日起稿
市スポーツ課では、市民対象にチケットの販売を発表したばかり。報道の翌朝にはホームページで販売中止を案内、各施設に配架してあった申込書も引き上げた。チケットは「開催県関連チケット」としてオリンピック組織委員会から神奈川県に振り分けられたもの。県が県内各自治体に要望を聞き取り、大和市には、横浜スタジアムで開催される野球の決勝・準決勝、ソフトボールの決勝、横浜国際総合競技場で開催されるサッカーの決勝(男子)・準決勝(女子)など、メダルのかかる好ゲームが割り当てられていた。市担当者は「大和市は県内でも多くのチケットが割り振られていた。延期となり、同様にチケットが割り振られるかどうかは不明」と肩を落とした。
阿波おどり「変更困難」
開催日がオリンピックの日程と重なり、警備の関係から前倒し開催を決めていた「阿波おどり」は、五輪の延期で元に戻す可能性も出てきた。
神奈川大和阿波おどり振興協会の小幡秀造新会長はすでに「7月11・12日」で広報していることから再変更は「困難」としながらも、4月中旬の実行委員会で検討する、とした。
他方、7月5日(日)にシリウスで開催予定の「ぞめき2020」は、日程変更はしないが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、開催そのものが微妙な状況で、開催の可否は、4月末までに決定するとした。
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