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大和版 公開:2021年12月10日 エリアトップへ

不登校特例校 2022年4月開校へ 県内の公立中学で初

教育

公開:2021年12月10日

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分教室が設置される理科センター棟
分教室が設置される理科センター棟

 大和市は、中学生の不登校生徒が社会的復帰を目指す「不登校特例校分教室」を来春開設する。開校は2022年4月で、神奈川県内の公立校では始めての設置となる。

学校復帰目指さない

 不登校特例校は、文部科学省が不登校児童生徒の実態に配慮し、社会的復帰を第一に、教育課程にとらわれず柔軟な対応を認めた学校のこと。これまでに全国で17校が設置されている。神奈川県内の公立校では初めて。

 大和市に設置される「分教室」は、不登校の生徒の選択肢が増えるよう、これまでの不登校対策と違い、学校復帰を目標とせず、社会的自立に重点が置かれる。

 特例校分教室が設置されるのは、市立柳橋小学校内の現・教育研究所理科センター棟。現在開会中の12月議会に工事費等(約4320万円)が補正予算案として上程されており、議決を経て、来春までに改修される。

 生徒は特例校分教室に隣接する引地台中学校に転籍。同校の生徒となり、通学またはオンラインで学習する。定員は30人で各学年10人。1クラス5〜6人程度で、授業は午前3単位、午後2〜3単位。青少年指導室では、入学・転籍を希望する家族らを対象に2月頃から教育相談を受け付ける予定。

長期・固定化傾向

 文部科学省の定義によると、不登校は年間30日以上欠席した児童・生徒のうち、病気や経済的理由を除いたものとされている。2020年度の全国小・中学校の不登校児童・生徒数は約19万6千人で、8年連続で増加。うち半数以上が90日以上欠席するなど長期・固定化している。大和市で年間30日以上欠席している中学生は19年度・238人で、10年度と比較して55人増加。全国と同様、長期化・固定化の傾向にある。

 市教育委員会ではこれまでに不登校生徒対策として各中学校に「不登校生徒支援員」や「スクールカウンセラー」を青少年指導室に「スクールソーシャルワーカー」や「青少年心理カウンセラー」を配置、教育支援教室「まほろば」を開設する等の対策をとってきた。

 問合せは青少年相談室【電話】046・260・5036または指導室 【電話】046・260・5210。

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