大和市出身の杏里さんが2月3日、出身地大和での初のライブをシリウスメインホールで行った。本紙では、公演の模様をレポートするとともに、本人にライブを終えた感想を聞いた。
「♪〜さあ、始まるよ」。シリウスに伸びやかな第一声が響き渡ると、会場のボルテージはいきなり最高潮に。昨年デビュー40周年を迎えた杏里さんが、大和市制60周年のタイミングで初の地元凱旋を果たした瞬間だった。
「昔の友達や知り合いがいるかも…と思うとワクワクして、『ただいま』という気持ちでパフォーマンスした。オーディエンスからのエネルギーを感じ『おかえり』と迎えてくれているのだと伝わってきた」と熱気を思い返し目を輝かせる。
デビュー曲「オリビアを聴きながら」から最新アルバム「ANRI」収録曲まで次々と披露し、トップを走り続ける彼女のアーティスト人生を凝縮したプログラム。南林間中学校合唱部が登場するサプライズもあった。
「音楽を通して地元の子どもたちとコラボをしたいと思った」とオファーの経緯を話す。中学生は大舞台でも瑞々しいハーモニーを披露し、杏里さんは大満足の様子。「子どもの頃は将来を漠然と描くが、ある刺激で方向性が見えることがある。このライブがそんな刺激になれたらいい」と地元の「後輩」たちを激励した。
ライブ終盤、今後の活動について「皆様に喜んでいただける質の良い音楽を、自分のペースで創っていきたい」と決意を述べた杏里さん。「節分の日らしく、大和の方々に『福』を与え、もらえたライブになった。できれば毎年来たいな」と期待を膨らませた。
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