9月6日に起きた北海道胆振東部地震の影響を受けて、海老名市が姉妹都市の登別市に支援を行ったほか、市内の民間企業や団体からも被災地を訪れる現場活動や街頭募金等での支援があった。
道内では死者41人、重傷・軽傷者692人の被害者を出した同地震。大規模停電もあり、ライフラインの確保に大きな影響が出るなど、改めて震災の怖さが見られた。
現地で活躍
こうした中、最大震度7を観測した厚真町から要請を受けて災害支援活動に出動したのは、市内国分南にある「優成サービス(株)」の八木正志代表。障害者や高齢者らが外出時のトイレに困らないようにと開発した「福祉バイオトイレカー」を運転し被災地に向かった。
現場はライフラインが閉ざされている状況にあり、避難所や仮設トイレでは用を足すにも不便という避難者に対して、9月9日から3日間にわたって同トイレカーを提供した。八木代表は「気温も低く、過酷な環境だった。トイレカーを利用してくれた人が喜んでくれて本当に嬉しかった」と話した。
市内から後方支援も
市内でも支援の動きがあった。奉仕団体「海老名飛鳥ライオンズクラブ」(加藤昌義会長)は9月8日と9日、海老名駅ペデストリアンデッキで街頭募金を行った。
今年で30周年を迎えた同クラブ。少年少女剣道大会などの青少年育成事業や、献血、献眼献腎登録推進活動などの奉仕活動を行っている。6日に行われた定例会議で「自分たちで何か出来ることはないか」と震災支援が議題にあがり、街頭募金への行動に至った。
両日で市民らから集まった義援金額は40万826円。14日には市役所を訪れ、内野優市長に手渡した。義援金は都市間交流事業の際に届けられ、震災復興支援に充てられる。加藤会長は「街頭募金に協力してくださった皆様に感謝いたします。今後も私たちが出来る事を少しでもやっていければ」と話した。
支援活動は継続中
また、イオン海老名店でも募金活動が行われ、グループを通して被災地に送られるという。また、同店では支援の一環として北海道の物産展を予定している。ビナウォーク海老名でも義援金募金が20日から行われている。
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