戻る

海老名・座間・綾瀬 トップニュース経済

公開日:2022.12.02

自民党甘利明氏
新20区に国替えへ
相模原南区・座間で再出発

  • 甘利明代議士

 衆院神奈川13区(大和市、海老名市、座間市※相模が丘1〜6丁目を除く、綾瀬市)を地盤とする自民党前幹事長の甘利明代議士(73)=比例代表が、12月28日以降の衆院選から新設される神奈川20区(相模原市南区、座間市)に国替えする意向を固めた。

 複数の支援者によると甘利氏は、11月26日に海老名市内で行われた会合で、新20区(相模原市南区・座間市)への国替えに言及した。この会合には4市の自民党県議や市議、後援会幹部ら約100人が出席していた。

 甘利氏は、中選挙区制時代の1983年に父・正氏の地盤を譲り受け旧神奈川3区から新自由クラブ(当時)公認で初当選。90年からは自民党で当選を重ね、これまで連続当選13回。

 96年の小選挙区制移行後は大和市を中心とする神奈川13区を地盤としたが、同年と09年に新人に敗れ比例で復活。党幹事長として臨んだ昨年10月の衆院選では立憲民主党新人の太栄志氏に敗れ、三度目の辛酸をなめた。

 この間、労働大臣や経済産業大臣などの閣僚を歴任し、政務調査会長や選挙対策委員長、幹事長など党要職も務めてきたが、小選挙区制による過去9回の選挙では6勝3敗と苦戦を強いられる場面もあった。

 本紙の取材に甘利氏は、事務所を通じて「私にとって初当選以来苦楽を共にし、思い出の詰まった13区4市に優劣は付けられません。新しく組み込まれる地区との人間関係で選択しました。相模原市南区はかつての私の選挙区です」とコメントを寄せた。

 甘利氏の後継は未定。立憲民主党の太栄志代議士は引き続き13区に留まる意向を明言している。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

海老名・座間・綾瀬 トップニュースの新着記事

海老名・座間・綾瀬 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS