任期満了に伴う海老名市長選と市議選(いずれも11月5日告示、12日投開票)で投票先を選ぶ判断材料にしてもらおうと、市民団体「2023年海老名市長・市議選公開アンケート実行委員会」(橘聖美代表)が立候補予定者を対象にアンケートを実施した。
回答は受付順にまとめ、個別に連絡を取り、了承を得て入手した顔写真も添え、10月13日からウェブ上で原文のまま公開している。手に取ってもらえるように一覧表も作成し、新聞折り込みで配布する計画もある。
橘代表は「選挙は海老名の未来を託す人を選ぶもの。目を通してもらい、自分の考えで投票してもらえたら」と話す。
同委員会は市政や選挙に興味を持ってもらおうと、60〜70代の女性11人が今年9月に立ち上げた。参考にしたのは大磯町の町民団体が実施する同様の取り組みで、家事の合間を見ながら集まって質問内容や公開手法を考えた。
アンケートは【1】市長・市議になりたいと思った動機、【2】市の優先課題を3つ、【3】地球環境を守るために配慮していること―の3点を質問。立候補予定者事前説明会に足を運び、終了後を見計らってアンケート用紙を手配りするなど総勢39人に配布。回答期限の10月13日までに市長選2人、市議選27人から回答を得た。
メンバーの高木真智子さん(71)は回答について「それぞれの個性が出ていて有権者に人柄が伝わるはず」、神崎佳代子さん(72)は「選挙公約にはない内容になった」と感想を話す。
同委員会では告示日前まで、海老名駅や商業施設などで一覧表を手配りするとし、「若い世代にも選挙に関心を持ってほしい」と期待を寄せる。
|
|
<PR>
海老名・座間・綾瀬版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>