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座間市栗原中央 プール跡地を遊び場に YELLパークが開園

社会

公開:2025年4月25日

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オープン初日、施設内の駄菓子屋に多くの子どもたちが訪れた
オープン初日、施設内の駄菓子屋に多くの子どもたちが訪れた

 座間市の栗原プール跡地(栗原中央6の5の25)に4月23日、「栗原YELLパーク」が開園した。放課後の子どもの居場所や地域交流の拠点がコンセプトで、管理・運営は同市で9年前から空き施設の活用に取り組むNPO法人神奈川県空き家サポート協会(佐藤竜太郎代表理事)が担う。

 「栗原YELLパーク」は、25mプールを活用した遊びの場や駄菓子屋「YELL堂」、自習もできる多目的室を中心に、地域の子どもたちが気軽に集まることができる場所を目指す。

 遊びの場では、禁止事項は最低限に、大人は基本的に「見守るだけ」。ボール遊びやかけっこなどが自由に楽しめる。

 駄菓子屋では、大人が支払った代金の一部を運営の寄付に充てる仕組みとなっており、物品の購入を通じて、子どもたちにエールを送ることができる。

試験実施に毎日50人

 この試みは、同協会副代表理事の丸山秀一郎さん(50)が町田市のフリースクールを見学したことがきっかけで始まった。子どもが伸び伸びと過ごす姿に感銘を受けたという丸山さんは「市内にも子どもの居場所を」と考え、その考えに他の会員が賛同したことで活動が始動した。

 同協会が活動場所を探す中、注目したのが2023年に廃止された栗原プール。市に利用を打診し、昨年2月から3月にかけて試験実施が行われた。期間中、連日50人以上が来場したことで、今年1月には「座間市相互提案型協働事業」に応募して採択。市から栗原プール跡地を無償貸与され、開園が正式に決まった。

 将来的に、不登校の子どもを支援する機能の整備や体験教室などを通じて子どもと大人の交流を促す構想もあるという。丸山さんは「子どもと大人との触れ合いを通じて、地域の絆が深まれば。地域全体で子どもを育てる文化を作りたい」と話す。開園日は毎週水・木・金曜日の午後3時から4時30分まで。入園無料。

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