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公開日:2026.06.05

綾瀬市 電池回収にAIを活用 企業開発の第1号機を導入

  • 市役所玄関に置かれた「アイゴミボックス」

    市役所玄関に置かれた「アイゴミボックス」

 綾瀬市役所の玄関に、リチウムイオン電池などを回収する「アイゴミボックス」が設置された。AIを使った装置で導入は全国初。6月5日までの事前実証試験を経て、7月1日(水)から24時間回収を始める。

 「アイゴミボックス」は様々な電池をカメラやAIを使って判別し、分別をサポートして回収する装置で、JFE エンジニアリング(株)(本社・東京都千代田区)が開発。第1号機を綾瀬市が全国に先駆け設置した。

 市では乾電池を各地域の収集場所で回収し、リチウムイオン電池など小型充電式電池はリサイクルプラザで回収している。その中で対応に苦慮していたのが膨張した電池だった。発火リスクがあるが、市側も受け取らざるを得ず、溜まる一方だったという。小型充電式電池はつぶれると発火する恐れがあり、市は一般ごみに混ぜないよう呼び掛けてきた。昨年7月には小園地区でモバイルバッテリーが可燃ごみと一緒に捨てられ、収集中に火災が発生している。

市内での調査生かす

 「アイゴミボックス」は電池などをカメラの前に置くと、AIが製品の文字や形などで判別し、適切な分別場所に入れるようパネルに表示する。リチウム電池の回収ボックスは安全を考慮した二重構造で、一度入れたら取り出せない。装置は回収や処分なども含め、来年3月末まで231万円でリース導入した。7月1日から本格稼働し、24時間回収を受け付ける。

 同社は清掃工場の建設や運営も手がけており、現場で電池の火災などに直面してきた。他の自治体も課題となっていることから、綾瀬市と協力し昨年市役所で回収調査などを実施。捨てられる電池の種類などを調べ、装置の開発に生かした。同社関係者は「綾瀬での事例を元に他市にも広めたい」と話している。

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