厚木・愛川・清川 人物風土記
公開日:2022.09.23
9月15日付で厚木警察署長に就任した
有原 馨さん
第98代署長 55歳
使命を胸に「一致団結」
○…厚木市、愛川町、清川村を管轄する厚木警察署の署長に就任した。「都市部と豊かな自然が共存し、懐深くエネルギーのある場所」と新天地を分析する。「歴代署長が『地域の方が本当に協力的』と口を揃えて教えてくれました。それは、警察が皆様に期待されていることでもあると思います」。使命を胸に、言葉は熱い。
○…署長就任にあたり署員には2つのことを話した。一つは「自ら考え、想像力を持って取り組むこと」。もう一つは「一致団結」。判断力を鍛え、個々の力を高めつつ、署員が一丸となって犯罪に対峙する。増加する特殊詐欺をはじめ、空き巣、ストーカー、交通安全など、警察官の仕事は多岐に渡る。「個人と組織の両方の力を高め、ベストを模索し続けたい」と身を乗り出す。
○…秋田県出身。警察官の叔父の姿に憧れ、高校卒業後に神奈川県警へ。「やりがいがあって、ダイレクトに結果につながる」と魅力を語る。横須賀市の交番勤務で第一歩を踏み出し、機動隊や県警本部などさまざまな経験を積んだ。特にストーカーやDVの対策には長く取り組み、思い入れも強い。「ひとたび起きれば、その人にとって大きな不安になってしまうもの」。被害者の心に寄り添う優しさと、犯罪撲滅への厳しさを併せ持つ。
○…家族は夫人と娘2人。署長就任で現在は厚木市内の官舎に単身赴任中だが、ほぼ毎日連絡を取る愛妻家の一面も。趣味は20代のころから続けるランニング。過去には都道府県警察対抗駅伝大会で県代表に選ばれたことも。最近は山を走るトレイルランも楽しみの一つ。「誰もいない自然のなかを走っていると、まるで自分が独り占めしている気分」と、少年のような笑み。
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