厚木・愛川・清川 人物風土記
公開日:2023.03.03
歌手で、一般社団法人ピンクバルーンの共同代表理事を務める
麻倉 未稀さん
厚木市泉で活動 62歳
元気を吹き込む
○…厚木ミロード内を拠点に2月上旬、がん啓発の一般社団法人「ピンクバルーン」を発足させた。建物を鮮やかなピンク色にライトアップする企画や、患者の集いなどを構想中。各地でのライトアップに携わってきたが、この厚木から活動の根を張ることが目標だ。啓発活動の一環で荻野運動公園でのサッカーの試合に駆け付け、企業や行政を精力的に訪れる。取材中も繰り返し、健診の大切さを説いた。特に伝えたいのが仕事や子育てに忙しい若者世代。男性にも「家族が健診を受けているか、ぜひ気にかけて」と呼びかける。
○…自身が「患者」になったのは、6年ほど前。テレビ番組の企画をきっかけに検査で乳がんが見つかった。既に決まっている歌の仕事はどうすべきか。先々の判断を迫られるなか、ふと頭に浮かんだのが「自分と同じ瞬間に、告知された人々が各地にいるはず」。番組でがんを公表したのは、そういった人たちを元気にできると思ったから。放送後に「私も乳がんだった」「こんなに元気よ」「大丈夫」と声をかけられた。治療については、ひたすらネットを検索。なかなか正しい情報に辿りつけない苦労もあった。歌い続けるため全摘手術に臨み、3週間後にはステージ上にいた。「早く歌いたいという目標が、支えになったのかも。ちょっと無茶したかな」
○…1981年にデビューし、ドラマ「スクール・ウォーズ」の主題歌「HERO」の熱唱を知る人も多い。バラエティや旅番組でも活躍、昨年40周年記念アルバムをリリースした。歌と歌の合間に、使命ともいえるがん啓発を織り込む。自身も治療中であること。それでも元気な人が世の中にはこんなにいると。晴れやかな姿で体現し、寄り添っている。
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