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厚木・愛川・清川 社会

公開日:2026.04.07

【厚木市】 マンション独自の「防災桜まつり」 お花見で高める災害意識

  • 桜の横で炊き出しの体験や防災設備が展示された

    桜の横で炊き出しの体験や防災設備が展示された

  • 地元消防団と防災について議論した

    地元消防団と防災について議論した

 厚木市飯山南のマンション「アメニティヒル本厚木」で、3月21日から29日までの9日間、「防災桜まつり」が開催された。この催しは同マンションの防災委員会による独自の取り組みで、住民が桜を楽しみながら親睦を深めるとともに、日頃の備えについて考え、防災意識を高めることを目的としている。

 同マンションでは高齢化が進み、一人暮らしの住民も増えていることから、災害時を見据えた顔の見える関係づくりが目指されている。期間中、マンション裏庭のエリアはお花見のフリースペースとして開放され、会場には避難所のモデルとして大型テントや災害用トイレ、給水タンクなどの防災設備が展示された。夜間には桜のライトアップも実施され、参加者は花を鑑賞しながら住民間の交流を楽しんだ。

 期間中の28日には防災イベントが行われ、約70人が参加した。会場では、展示されていた非常用発電機を実際に稼働させるデモンストレーションを実施。さらに、災害時を想定した「炊き出し」体験や「防災クイズ」が行われたほか、室内の落下物リスクを軽減する目的で「不用品交換会」も開かれた。

 また、地元の消防団からも5人が参加した。これは災害時の支援などを見据え、マンションの現状を消防団に知ってもらうためのもので、住民は団員から直接話を聞き、日頃の備えについてのアドバイスを受けていた。

 企画に携わった住民からは、「初めての炊き出しや避難場所の設営が貴重な経験になった」という声や、「世代を超えた交流が生まれ、防災意識の向上につながった」といった感想が聞かれた。

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