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厚木・愛川・清川 社会

公開日:2023.10.20

業務に導入、チャットGPT 厚木市
1件につき21分効率化

  • チャットGPTに質問を打ち込む市職員

    チャットGPTに質問を打ち込む市職員

  • 会話のように答えてくれる

    会話のように答えてくれる

 厚木市が業務内に試験的に導入していたチャットGPTが、結果をうけて10月10日から本格運用されている。

 チャットGPTとは人工知能(AI)を使った会話型のサービスで、質問や要望を入力すると、答えが返ってくる。業務効率化の一環で、県内では全国初の導入例となった横須賀市、相模原市、県庁などで導入されている。厚木市では4月下旬から山口貴裕市長の主導で準備が進められ5月23日から3カ月間、36部署で試験導入し、操作に必要なアカウントを課ごとに作った。アンケートの集計によると、146件の業務で活用され、のべ約51時間の業務時間が削減できたという。業務1件あたり21分ほどの削減に相当する。

 一方でAIの回答はどのような情報を使って導き出されたのか、または蓄積しているのか分からない側面がある。そのためチャットGPTの回答をそのまま使うのではなく、複数人で内容を確認する、著作権侵害が起きないようにする、私的利用を禁止する、個人情報や非公開情報の機密情報を一切入力しない―といったルールを設けた。

 実際に活用された例としては、広報に使う文書の添削や、アンケートの素案作成、記念イベントの立案や、パソコンのソフトの操作方法の解説、英語から日本語への翻訳など幅広い。消防本部内の部署でも使われ、主導役となった山口市長も文章の下書きなどで活用したという。小中学校の教育現場や議会内は対象外だった。

 市情報政策課では、「チャットGPTは質問の仕方にコツがあるため、より良い答えを得るための質問方法を広めたい」としている。

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