厚木・愛川・清川 人物風土記
公開日:2026.06.05
厚木市主催の「メキシカンタイル教室」で講師を務める 青木 雅美さん 厚木市森の里在住 40歳
メキシコの風を厚木に
○…夫の出張にともない、2018年から約5年間、メキシコで暮らした。日本人コミュニティの中で出会ったのが、鮮やかな色彩のメキシカンタイル。コースターや飾り作りを教わるうち、気が付けば自分が講師を引き継いでいた。日本に帰国した後も、その魅力を多くの人に伝えたいと、メキシカンタイル作家として活動。厚木市のリフレッシュ講座で講師を務めることになった。「タイルづくりだけでなく、文化なども伝えられたらうれしいですね」
○…小田原市の出身。小さい頃からバレエに親しむと同時に、手芸などにも興味を持った。絵画教室にも通うなど、「創作活動が大好き」とほほ笑む。大学を卒業後に商社に就職。転職先で夫と出会い結婚し、一男一女に恵まれた。厚木市にはメキシコから帰国して移住。「ようやく慣れてきたところ。自然豊かな七沢や森の里がお気に入りです」
○…小学4年生の長男は幼少期をメキシコで過ごし、「メキシコがふるさとだと思っている」と笑う。現地ではタイルや刺しゅうのほか、料理も習った。なかでもサボテン料理は好物のひとつ。ポソレと呼ばれるスープも思い出の味だ。たまに食べたくなるそうだが、「日本では食材が手に入らなくて」と残念そう。ただ、いつかは料理教室なども開いてみたいと目を輝かせる。
○…メキシコは託児所も多く、「子育てがしやすかった」と振り返る。それは同時に、母親が自由にいられるように配慮されていると感じた。ただ貧富の差も激しく、ストリートチルドレンの実情も目の当たりに。「まだ全く想像できないけど、メキシコの文化などを伝えながら、そんな子どもたちに手を差し伸べられる活動をしていけたら」と未来を見据えた。
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