厚木・愛川・清川 人物風土記
公開日:2026.06.26
愛川町長選挙で初当選した 茅 大夢さん 愛川町中津在住 31歳
機会は逃さず飛び込む
○…「本当に多くの人に支えていただいた。感謝の気持ちしかない」。6月14日に投開票された愛川町長選挙において8068票を獲得し、町民から負託を得た。一方、投票率が前回より3・3ポイント低下したことに「選挙を戦う中で、町に希望を持てないという声も聞かれた。皆さんの暮らしと生活を守りながら、町政に関心を持ってもらえるよう発信していきたい」と意気込む。
○…菅原小から愛川東中、厚木高校に進んだ愛川っ子。中央大学入学後も自宅から自転車とバス、電車を利用して通学した。ただ、友人の多くは大学進学に合わせ町を出てしまったという。そのため自身の経験も踏まえ、通学費補助を大学まで拡大したいと考えている。根底にあるのは「卒業後も住み続けたい、働きたい町にしていきたい」という郷土愛だ。
○…24歳で司法試験に合格。横浜の法律事務所で経験を積み、21年に独立し茅大夢法律事務所を立ち上げた。仕事柄、社会問題に触れることも多く、政治にも興味が湧いた。「弁護士の仕事は今あるものを使って困りごとを解決する。ただ、その前提のルール作りから変えないといけないものも多い」。思いを抱くと行動に移し、28歳で町議選に挑戦。トップ当選を果たした。
○…妻との旅行や食事、観劇などが息抜き。また、心を落ち着けたい時には半原の塩川滝まで足を運ぶ。「愛川町の良いところを町外にもアピールしていきたい」とにっこり。愛川町一周駅伝にもランナーとして参加する予定だ。31歳は県内の首長で最年少。その数字が独り歩きすることもあるが、「若い町長と働きたいと思ってもらえるようになれば。自ら動いて役場に活気を生み出していきたい」。一所懸命、公務に臨む所存だ。
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