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伊勢原 人物風土記

公開日:2019.06.28

比々多公民館の講座で盆栽を教える伊勢原盆栽会の会長を務める
飯塚 満さん
善波在住 72歳

  • 飯塚 満さん (写真1)

盆栽とともに日進月歩

 ○…比々多公民館で開催されている盆栽入門講座で、講師を務める伊勢原盆栽会。80歳半ばから40代まで36人が在籍し、設立47年を迎えた。月に1回の勉強会のほか、市の文化祭や展覧会で日頃の成果を発表している。「仲間と親睦を深め、切磋琢磨している。固定概念は進歩を止めてしまう。日々進化する盆栽技術の習得のため、勉強が欠かせないんです」と微笑む。

 ○…生まれも育ちも市内善波。小学4年生のころ、年上の友人の影響で園芸と出会った。「花の美しさに感動した。花を育てている友達なんていなかったから、変り者扱いされていた」と懐かしそうに振り返る。当初はサツキや蘭を育てていたが、小さな鉢に自然を作る盆栽に魅了され、高校を卒業後、造園や土木の仕事をしながら盆栽の知識と経験を身に着けていった。30代で土木建築の会社を設立。現在は庭木の手入れなどを請け負う造園業を営む。「自然をいかに鉢に再現できるかが盆栽の魅力。木にも格があり、飾り方にも知識がいる。奥が深いし、幅も広いんです」

 ○…盆栽会に20代で入会するも、仕事の忙しさから一度退会。しかしその後も盆栽への情熱はますます高まり、多くの盆栽家に師事しながら、腕を磨いてきた。40代で再び入会。10年前に推薦され会長に就いた。「盆栽が世界で評価されているのに、次の世代が増えない。このまま衰退させるわけにはいかない」。自分の知識を多くの人に伝えようと、6年前に全日本小品盆栽協会の認定講師の資格を習得した。

 ○…目標は国内最高峰の展覧会「国風盆栽展」で頂点に立つこと。「いろいろ新しいことに挑戦している。鉢の数は数えたことないから分からないよ」。夢の実現に最も近い自信作を眺めながら楽しそうに語った。

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