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伊勢原 文化

公開日:2023.05.12

伊勢原連句会
心敬偲び、創作楽しむ

  • 真剣な表情で実作を行う参加者ら

    真剣な表情で実作を行う参加者ら

 伊勢原シティプラザで5月4日、伊勢原連句会(大津博山会長)による「第27回心敬忌」が開催された。主宰は近藤蕉肝氏、伊勢原市教育委員会後援。

 心敬は室町時代の連歌師で、大山山麓にあった浄業寺(市指定文化財史跡)で晩年を過ごし、終焉を迎えたとされる。心敬がよく訪れていた三ノ宮地区の丘を「心敬塚」と呼び、2019年には記念碑を建立。伊勢原連句会有志らによって4月16日には法要も執り行われた。

 当日は伊勢原連句会会員ら42人が集い、連句の実作が行われた。大津会長は「3年ぶりの心敬忌。新緑まぶしい大山山麓の伊勢原へようこそ。初夏の一日、心敬さんを偲び、連句を楽しみましょう」とあいさつ。近藤氏による「心敬と太田道灌」をテーマとした卓話では心敬が太田道灌の和歌・連歌の師匠であったこと、道灌の計らいで伊勢原に庵を構え、浄業寺で名著『老いのくりごと』を著したエピソードなどを紹介。

 実作では参加者が伊勢原ゆかりの座名が付けられた9卓に分かれ、歳時記や辞書を手に歌仙を巻いていった。

 副会長の前田明水氏は「『曼荼羅の世界に遊ぶ』という言葉があるように、初対面でもすぐに打ち解けて親しく会話しながら連句を巻いていました。何度も伊勢原に来られている方は、特に料亭こみやのお弁当がお気に入りのようでした」と笑顔を見せた。

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