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綾瀬版 公開:2013年1月1日 エリアトップへ

2013年度 一般社団法人綾瀬青年会議所理事長に就任した 笠間 功治さん 早川在住 39歳

公開:2013年1月1日

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責任を胸に、率先した行動

 ○…地元の若手が地域社会のために活動している「綾瀬青年会議所」の新理事長に就任。「『責任世代』として、自ら進んで行動する」と、力強く語り始めた。今年度のスローガンは「進取果敢」。自発的に行動し、思い切りよく決断して取り組むことを意味する四字熟語だ。「自発的な人を増やし、『総働』するのが目標です」

 ○…青年会議所の活動は今年で10年目。何事もそつなくこなし、周囲からは「さすが」と一目置かれているが、実は成功も失敗も積み重ねてきた。印象深いのは4年前。主軸となり企画した「家族で稲作体験」で、参加していた親子が農作業を通して感動を共有し、その姿に自分も感動、大成功をおさめたが、その翌年は祭りのブース出店で景品として用意するはずだったカブトムシが集まらず、直前に必死で県内各地の雑木林を探し回ったほろ苦い経験もある。「計画やリスクマネジメントは大事。今でもあれは伝説です」と、思わず苦笑い。丁寧なマネジメントはその賜物。

 ○…初めて「代表」の責任を背負ったのは大学時代、剣道部の部長を務めたときだった。推薦入学の実力ある仲間や後輩らがいる中で、目配り気配りはもちろん、実力も磨く必要があった。「責任」や「プレッシャー」を肌で知り、人一倍練習も反省も重ねた。「なんだか今でも、あの日のことはよく覚えています」。ある普通の練習日、道場の風景を見て急激に感謝がこみ上げてきた。「仲間が同じ方向をみて、主体的に取り組み、お互いが影響し合って強くなっていく、その空間すべてがありがたかった」。蘇る感激に目を輝かせた。

 ○…リーダーの重要な仕事は「方向を決め、仲間がやりやすいようにマネジメントすること」。一人ひとりの行動力を高め、積極的に動ける活動をめざし、舵を取る。「子どもの頃やってもらってきた事です」。先輩が残してくれたものを守り、時に変え、自分たちの「責任」を果たしていく。
 

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