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愛川・清川版 公開:2012年3月9日 エリアトップへ

堅実の中にあたたかみ 2012年度 清川村当初予算案

公開:2012年3月9日

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大矢明夫清川村長
大矢明夫清川村長

 大矢明夫清川村長は2月22日、2012年度当初予算案を発表、開会中の議会に上程し、審議が行われている。予算総額は33億3226万4千円で、前年度比0・5%減。一般会計も22億1794万5千円で同3・2%減。

 一般会計の歳入は、村税で15億2959万円を見込む。村民税が年少扶養控除の廃止などで個人村民税が2・0%の増額となるが、法人村民税が景気低迷などにより7・8%減となる見通し。このほか、固定資産税は、宮ヶ瀬ダム関連の国有資産等所在市町村交付金が11億4707万4千円。

 普通交付税は前年同様不交付。財源の不足分は基金から取り崩し、今年度も起債は行わない。

 歳出は、あたたかみと活力ある村づくりの実現に向けて自然調和、産業の振興と活性化、福祉・文化の向上などを柱に掲げた。

 住みよい村づくり施策では木造住宅耐震促進を拡充し、無料相談会の開催や耐震診断の一部助成。地球温暖化対策として電気自動車等の導入の助成を進める。

 産業振興施策では、清流の館のリニューアル、耕作放棄地などの未整備茶園の整備など茶業の振興、村商工共栄会の組織強化支援などを行う。

 福祉・文化の向上施策では、小児インフルエンザの予防接種助成、小中学校入学祝金支給、70歳以上の肺炎球菌予防接種に助成など。この他、平成28年度の発刊を目ざし、村史の編さんを進める。

 組織充実・強化施策では、避難所機能を併せ持つ集会施設の建設、個人相談室の確保やLED照明化などの庁舎改修を行う。

 主な新規・拡充の事業は次の通り。カッコ内は予算案額。▽木造住宅耐震促進事業(70万4千円)▽電気自動車等導入補助金(34万円)▽コミュニティ交通支援事業(348万1千円)▽交流促進センター管理運営事業(570万4千円)▽地域セールス推進事業(892万6千円)▽肺炎球菌予防接種事業(82万5千円)▽小児インフルエンザ予防接種事業(33万6千円)▽小中学校入学祝金支給事業(141万円)▽清川村史編さん事業(1000万円)▽集会施設建設事業(3638万円)。
 

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