小松さんが全国へ 高校定通制バドミントン
愛川町在住の小松千咲さん(伊勢原高校)が6月8日に県立川崎高校で開かれた県高校定通制バドミントン大会の個人戦で4位に入り、8月19日から小田原市で始まる全国定通体育大会への出場を決めた。
大会はトーナメント方式で、男女ともに上位4名が全国大会個人戦の代表権を得られる。今年度の女子個人戦には65名が出場した。
小松さんは1回戦から3回戦を順調に突破し4回戦に進出。しかしここで惜しくも敗れ、個人戦県代表の座がかかる4位決定戦へ。試合は一進一退を繰り返す白熱したゲーム展開。第1セットは取られたが、その後2セットを奪い返し、見事代表切符を手にした。
小松さんは昨年、同大会でベスト8に入り上位12人に与えられる団体戦の県代表に選出。全国大会に出場している。「結果としてチームは準優勝でしたが、昨年は足を引っ張ってしまったという思いがある」と振り返る。しかし大会以後、その経験を糧に奮起。授業後の練習に加えて、休日には先輩を訪ねて相手を務めてもらいながら、シャトルを打ち込んできた。
また、技術だけを磨くのではなく、常に試合を想定した練習をすることで、精神面を強化。実戦でも落としたセットは引きずらずに「次はこうしよう」と気持ちを切り替えることができるようになったという。
6月30日に行われた地区大会で優勝するなど、全国に向け調整も順調。団体戦でも「神奈川Aチーム」の一員として活躍が期待されている。小松さんは「昨年は個人で出場が叶わなかったのでうれしい。チャンスはあると思うので、1つでも上に行けるように大会まで練習を重ねていきたい」と話している。
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