累計個数は250万個超 CPCあいかわのキャップ回収
CPCあいかわ推進会(石田安秀代表)が取り組んでいるペットボトルキャップの回収。累計の回収量はこれまでに6335kgとなった。キャップ400個で約1kgになることから個数に換算するとおよそ253万個となる。
ペットボトルのキャップを集めることで世界の子どもたちにワクチンを贈ることができる―。石田さんが新聞記事を通して活動を知ったのは2007年9月のことだ。地域の企業や団体、個人の協力者から集められたキャップが、横浜市を拠点に環境保全や子どもたちの健全育成を目的に活動するNPO法人「Reライフスタイル」へと届けられる。その後、樹脂メーカーに売却され、その対価を「認定NPO法人世界の子どもたちにワクチンを日本委員会(JCV)」へ募金することでワクチンが届けられる仕組みだ。
石田さんは「意識さえ持てば誰でも参加でき、費用もかからない。極めて負担の少ないボランティアだと思った」と振り返る。その後、愛川町でも活動を広げたいとすぐに「CPCあいかわ推進会」を発足させた。自身が集めるのももちろんだが、町内の公共施設等に協力を依頼。数量がまとまった段階で随時、石田さんが回収に回っている。発足当初は町サポートセンター、両向公民館が主だったが、現在ではレディースプラザ、美化プラント、相模原市の学校・保育園など協力機関も少しずつ増えているのが活動の励みだ。
石田さんは「町内には私たちだけでなく取り組んでいる方がいっぱいいる。数がどうではなく、参加意識を持っている人が増えていることがうれしい」と話している。
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