化石ブーム到来!? 町郷土資料館 体験コーナーが人気
町郷土資料館で開かれている企画展「中津層群の貝化石」(主催/町教育委員会、共催/サークル愛川自然観察会)が、夏休みに入った子どもたちを中心に連日にぎわっている。来場者のお目当ては化石探しコーナーだ。
町郷土資料館の企画展は例年、自然と歴史に関するテーマで開かれており、今年は化石にスポットを当てている。もともと愛川町小沢地区は、1987年に中津層群神沢層からステゴドンゾウの頭骨、その後もサルなど化石が見つかることでもよく知られている。今回は中津層群の清水層を中心に標本や写真などおよそ100点を展示。「化石から愛川町の歴史や大昔の風景を想像してほしい」としている。
展示コーナーの入り口に設けられているのが「化石を探そう」のコーナー。大きな容器の中に神沢層の岩石や泥岩が入っている。興味があれば、用意されているタガネとハンマーを使って化石探しを楽しめるものだ。子どもたちをイメージして用意したというが、同館職員によると「大学生が数人で訪れてしばらく探していた」というように学生や大人にも好評だという。
期間は8月31日までで、期間中の休館なし。開館時間は午前9時から午後5時まで。問い合わせは町郷土資料館【電話】046・280・1050へ。
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