町消防団に最高の栄誉 特別表彰「まとい」を受章
愛川町消防団(柏木彰団長、1団3個分団15個部、実員217名)が2月23日、日本消防会館ニッショーホール(東京都港区)で行われた第64回日本消防協会定例表彰式で消防団表彰の最高位とされる特別表彰「まとい」を受章した。
特別表彰「まとい」は、例年全国2000以上の消防団の中から特に優れた成果を挙げている10の消防団に対し贈られるもの。
愛川町消防団は、昭和31年9月に町村合併により中津村消防団と合併し、15分団で誕生。以来、昭和34年に日本消防協会から規律の厳正成績抜群による表彰旗、また昭和37年に消防庁長官から消防技術の練磨・熟達による表彰旗を授与されている。
また、県消防操法大会では過去4度の最優秀賞、6度の優秀賞を受賞。平成12年には全国消防操法大会小型動力ポンプの部で6位入賞を果たしている。今回の受章は、こうした長年にわたる消防団としての活動と成績が評価されたもの。
柏木彰消防団長は「この度の受章は先輩諸兄の努力の賜物。団として最高の宝物です」と話す。愛川町の大貫佳孝消防長は「おめでとうございます。今後も町民の安心・安全のためご尽力をお願いします」と祝福した。
同章は、神奈川県ではこれまでに二宮町、藤沢市、戸塚区、相模原市、綾瀬市、厚木市、湯河原町、海老名市が受章しており、愛川町消防団の受章は県内で9団目。授与されるまといは、全長2メートル10センチ、上部は金箔で下部は純銀箔仕上げ。町消防本部の正面玄関に展示される予定。
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