側道を憩いの場に 愛川町両向区で整備進む
愛川町の両向高砂会(八木晨寿会長)が側道整備を進めている同町半原の馬場馬渡線沿いで8月8日、木製の看板と休憩用ベンチが設置されお披露目式が行われた。同会は今年5月から、今年度、町のモデル事業として始まった「まち美化アダプト制度」の活動団体として登録し、同所の清掃・除草・樹木の剪定作業を行っている。
同会によって「はなのみち」と名付けられたこの場所は、活動開始前は雑草が生い茂っていたが、会員たちが交代で整備を担当。今ではすっかりきれいになった。近隣住民からの評判も上々で、同会の石田さんによると「会員ではなくても、花苗を提供してくれる人もいる」など協力者も増えているという。およそ150mの植え込みには、現在コスモス・マリーゴールド・菊など十種類以上の花が植栽されている。
今回、設置された看板とベンチは建設会社を営んでいる八木会長が作成したもの。ベンチには、子どもたちも気軽に座ってもらえるようにと動物のイラストが入ったシートをかぶせた。同会の役員たちは「住む人、訪れる人、みんなの憩いの場所になれば嬉しい」と話している。
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