愛川の朝、にぎやかに 10月から「マルシェ」スタート
愛甲商工会(中村美好会長)は10月から12月までの毎月第1日曜日に商工会会員を中心とする様々な業種の店舗を集めた朝市「愛川にぎわいマルシェ」を開く。地域のにぎわい創出と町商業の魅力アップが狙い。
愛川町には5つの商店会(半原奉仕会、田代馬渡商店会、高峰商業会、中津商店会、中津中央商店会)があるがそれぞれが点在している。また、各商店会は会員数が減少傾向で大きな販促イベントは難しい状態にある。
そこで持ち上がったのが近隣市町でもじわじわと人気を集めている朝市の開催だ。町の商工会会員を中心とする様々な業種の事業所を1カ所に集め、店の自慢の品や安くて美味しいもの、普段は手に入らないものなどを提供する。同じ場所で継続的に実施することで個店の認知度を高め、地域との交流を広げることができると検討を進めてきた。
実施に向け、町観光協会や商店会連合会と連携。今年の4月には消費者や事業者に出店希望や朝市への興味・関心を問うアンケートを実施。主婦層からは「あるならば行ってみたい」という声も多かったという。また、先行実施エリアの視察として綾瀬市、厚木市、平塚市、大磯町に出かけ、町内開催に向けた工夫を探ってきた。
初回となる10月6日には花、和菓子、パン、卵、野菜、茶、雑貨など食料品を中心に23店舗が出店予定となっている。同会は、「朝市を通して、地域の商店とそこで暮らす人々の間に良い関係が生まれ、町商業の魅力アップにつながれば」と期待する。
会場は愛川町文化会館駐車場。時間は午前6時半から8時半まで。10月以降の開催は11月3日、12月1日の第1日曜日。毎月、会場で買い物の上、アンケートに答えた先着100人に景品のプレゼントもあるという。問い合わせは、愛甲商工会地域活性化委員会事務局【電話】046・286・3672へ。
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