1万8千人の署名を町長へ 小田急多摩線の延伸望む
愛川小田急多摩線延伸促進協議会(瀧亀久男会長)の役員ら8人が7月31日に愛川町役場を訪れ、今年2月に町内全域で実施した町内への鉄道延伸の促進に向けた住民署名を小野澤豊町長へ手渡した。
同会は、2013年5月に愛川町初の民間組織として町内21の行政区と22商工団体の代表者らにより発足した。小田急多摩線の延伸は、住民たちの長年に渡る願いであり、実現されれば広域交通ネットワークの形成、生活環境の向上、商工業など、あらゆる面でまちの活性化につながるとして、これまで関係機関に対する要望活動やイベント会場等での啓発運動、広報紙の発行など熱意をアピールする活動を行っている。
署名は2015年度に想定される国の交通政策審議会の次期答申で相模原市の上溝駅から田名地区を経由し、愛川町・厚木市方面へ至る路線の延伸が位置づけられるよう、住民の声を政府に届けることが目的。1カ月で町人口の4割を超える1万8千6人の署名が集まった。
署名を受け取った小野澤町長は「協議会の皆さまが中心となって署名活動を実施され、1万8千人の署名を集められたことに深く敬意を表するとともに、改めて、町民の多くの方の熱意を確認することができた。今後関係市町村と連携して国へ提出し、要望していく」と述べた。
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