現在唐木田が終点となっている小田急多摩線の愛川町、本厚木方面への延伸を求める動き。鉄道整備に関して大きな影響力を持つ、国の「交通政策審議会」答申が今年度に想定されるなか、これまでの動きをまとめた。
2000年の運輸政策審議会(当時)答申で唐木田駅からJR横浜線相模原駅・相模線上溝駅への延伸が「今後整備を検討すべき路線」に位置付けられた。
上溝から愛川・厚木方面への延伸は、2009年に厚木・愛川・清川・相模原の4市町村が連絡会を設置。次の答申で整備や開業に関する何らかの位置付けがされることを目的に、資料整備に取り組んでいる。
行政と並行し、4市町村に町田市を加えた自治体の議員らによる議員連盟が国交省や県、小田急電鉄などに延伸促進の要望を続けている。議員連盟副会長の松田則康厚木市議によると、今年7月頃交通政策審議会から答申が出る予定だったが、五輪・パラリンピックの交通網が優先になり、今年答申がでるかどうか、というところだという。また小田急電鉄への要望の回答を「以前に比べると、前向きになった感触」と話した。
愛川町では住民らによる延伸促進協議会が署名活動などを行っている。瀧 亀久男会長は「多くの町民が願っていることを行動で示すことが大切」と今後の展望を語った。
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