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横須賀・三浦 トップニュース

公開日:2014.06.06

横須賀高ラグビー部
明日から関東大会
県代表で唯一の公立校

  • 関東大会出場を決めた対戦相手・関東学院高校は、奇しくも昨年、前3年生の引退試合になった因縁の相手。先輩を涙で送った現3年生は、リベンジを胸に地道な練習を続けていた

 県立横須賀高校ラグビー部は、明日7日(土)と8日(日)に山梨県で行われる「第62回関東高等学校ラグビーフットボール大会」に出場する。関東大会への進出は2年ぶり9回目。県内からは4校、1都7県全28チームが参加し、7つに振り分けられた各ブロックの頂点をめざす。

 同部は先月に行われた関東大会神奈川県予選会で、関東学院高校に勝利を収めベスト4に。準決勝、3位決定戦で敗北するが、予選4位で関東大会の出場権を獲得した。

 メンバーは3年生12人、2年生13人、1年生14人の計39人。現在のスタメン15人中、11人が高校からラグビーを始めた選手。グラウンドを使えるのは土日を含め週に3・4回。平日は他の部と兼用でグラウンドの3分の1しか使えず、練習環境は十分とはいえないが、常に練習の目的を部員に問いかけるなど、短時間でも密度の濃い練習でライバル校の隙を狙う。

 4年前、公立の強豪校・柏陽高校(横浜市)から赴任してきた松山吾朗監督は、「決して恵まれた条件ではない中、設備や人材の揃う強豪相手に勝つ方法を考えるのが面白い」と胸を張る。自身が運営する同部のホームページには、普段の練習風景から独自のラグビー論まで、熱い思いがつづられており、松山監督の指導を求めて市外から通ってくる生徒もいるという。

 キャプテンの津田拓海さん(3年)もそのひとり。「設備の整っている環境でプレーするのではなく、自力で勝つことに意味がある」と遠方から通学する。チームは歴代と比べ主力選手層が薄く、OBたちから「厳しい世代」と言われてきた。高い目的意識を持って行う練習から生まれる粘りのプレーで関東への切符を手に入れたが、全国レベルの常勝校相手に得意の「守りのラグビー」では勝ち上がれないという現状も認識している。津田キャプテンは「ブロック優勝を目標に全力を出し切りたい」と意気込みを語った。

ラグビーヶ丘の誓い

 同部には、毎年新入部員に語り継がれる逸話がある。グラウンド奥の高台に石灰で大きく書かれている「ラグビーヶ丘」の文字。40数年前、陸上部などが華々しい活躍を見せる中、「俺たちだって活躍したい」と当時のラグビー部員が決意を刻んだものだ。先輩たちの”勝利への渇望”を胸に、同部は明日7日(土)、山梨県代表の東海大甲府高校との初戦を迎える。

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