横須賀・三浦 トップニュース政治
公開日:2026.03.27
三浦市議会
不信任決議、見送り
出口市長との関係性 溝深く
混迷を極める三浦市議会(定数13・欠員1)は、土壇場で現状維持を選択した-。2月に開会された市議会3月定例会の最終日である3月24日、提出が確実視されていた出口嘉一市長に対する不信任決議案は、最終的に提出が見送られる事態となった。副市長不在の長期化やSNSでの情報発信などをめぐり、自民党(4人)と三志会(4人)を中心とする、不信任決議案提出推進派が「市政運営の信頼失墜」を厳しく追及してきたが、議会内の足並みが揃わなかった。
今回の不信任案をめぐる攻防の焦点は、3分の2以上の出席議員のうち、4分の3以上の賛成が必要となる点。12人全員が出席した場合、9人が可決要件となっていた。推進派8人に加え、公明党(1人)の動向が鍵を握っていたが、反対の意向を堅持。共産党(2人)や無所属(1人)も同調せず、提出しても否決が不可避となる情勢を受け、土壇場で提出を断念した。
同日、自民の長島満理子氏、神田眞弓氏、千田征志氏、三志会の草間道治氏、石崎遊太氏、下田剛氏、溝川幸二氏、公明の森谷久一郎氏の8氏が「二元代表制の本旨に則った議会対応及び円滑な市政運営を求める決議」を提出。「市長が選挙期間中に行った発信」や「市の福祉行政や災害発生時に市民を支えるための体制づくりに懸案事項が生じている」と主張し、自治体の長としての自覚を著しく欠いていると指摘。そのうえで、今後の市政運営に混乱や停滞を招くことのないよう強く求めた。これの反対討論として、自民の出口景介氏が登壇。決議案の内容はおおむね事実だと認めつつ「市長が変わるだけでなく、議会側からの歩み寄りも必要ではないか」と反論したが、4時間にわたる休憩を挟み、一連の発言を訂正した。採決では、賛成多数で可決された。反対の立場を取ったのは、出口氏、共産の小林直樹氏、石橋むつみ氏、無所属の寺田一樹氏。
この日の傍聴席は定員を超え、抽選となるほどの関心の高さを見せた。
署名活動も過熱
一連の紛糾に伴い、議場外では市民有志による署名運動も繰り広げられた。閉会前日の23日には、市民団体代表の岡田サリー氏らが、神田議長宛に2963筆に及ぶ不信任反対の署名を提出。「市長は市民の力によって誕生した」「不信任の明確な理由がなく、多額の選挙費用投入は行政運営に支障をきたす」などの趣旨を盛り込んでいた。
一方で、不信任を市議会に求める市民グループも市長個人の税金・年金未納問題、選挙時の発信内容などを厳しく批判する署名運動を展開。市政を巡る市民の分断は深まりを見せていた。
依然として、副市長の不在や、市社協をめぐる一連の問題、議会との対話不足などの懸案事項は残されたままの状態となっている。
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